他人の空似
新しい年、2025年を迎えて、早、20日が過ぎました。
毎週金曜日に興味深い視点で書かれたエッセイが配信される、STEAM NEWSというメルマガの1月3日発行の第215号で知ったのですが、2025はとても興味深い数字で、九九の表に出て来る1の段から9の段までのすべての数字を足すと2025になりますし、また、1から9までの数字のそれぞれの3乗の和も2025となります。試してみてください。(計算するには、ガウスの足し算の公式:(初めの数+最後の数)×個数÷2)を使うと早いです。)
さて、1/16日のX(旧ツイッター)に「権太楼よりお知らせです。」という柳家権太楼師匠からのメッセージがアップされていました。
同日のYahoo!ニュースにも、「柳家権太楼さんはSNSに文書をアップし『昨年の暮れより体調不良を感じ、検査をしましたところ食道癌と診断されました。』と報告。」として、権太楼師匠がXに載せたお知らせの内容を報じていました。
権太楼師匠は1947年1月24日生まれですから、今年、78歳になります。2010年には腎盂がんと膀胱がんを経験し(11月)、2022年には、心房細動による不整脈での検査入院(4月)や間質性肺炎での緊急入院(11月)をされていました。間質性肺炎の治療で使ったステロイド剤の副作用で一時は顔がまん丸(ムーンフェース)に膨らんでおられましたが、その後それも収まって良かったなと思っていました。ところが、最近高座のお姿をお見かけしたときは、ちょっとお痩せになったのではとの印象を持った矢先での「お知らせ」でした。一日も早い回復を願っております。
ところで、1月17日には横綱照ノ富士が引退を表明しました。権太楼師匠と照ノ富士が他人の空似でよく似ていると感じているのは私だけでしょうか?
甲斐 晶 (エッセイスト)
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