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ハワイ良いとこ

 63 10年ほど前の夏のことです。家内が福引で4泊6日のハワイ・ペア旅行を当てました。ペアでなら誰と行っても良い訳ですが、当選者の殆どが親子連れ、姉妹連れで、我々のような夫婦連れは、少数派。長年連れ添うとお互い鼻に付き、今さら一緒に旅行でもないと言うのが中年夫婦の実態のようです。

 ハワイには、これまで数回行った事があり、オアフ島以外の島にも出かけたことがあるので、今回は、もっぱら買物三昧の旅です。Sany0320 といっても免税対象の高価なブランド物ではなく、シーツやジーンズ、スニーカーといった日用品ばかりが目当て。物価が高いハワイでさえ、これらは、日本で買う値段の半値以下です。10ドルで4日間乗り放題のバス・チケットを求め、アラモアナ・ショッピングセンターなど観光客で一杯の所は避け、ワイキキから1時間以上もバスで行くプレミアムアウトレットなどに出かけました。Waikele_pic しかも、クーポン券を大いに活用して、さらに安く求めるという節約ぶり。ガーメント・バッグを買い、ハワイに来た時に持って来た衣類をこれに入れ、空になった2つのスーツケースに一杯、買った物を詰め込みました。

 往復の飛行機は、乗務員の接客態度やサービスの悪さで名高いN航空。三十数年前に同じ路線に乗った時には、おばちゃんスチュワーデスが厨房の閉まりの悪い扉を足で蹴飛ばす姿を目撃しました。食事のサービスの時にも、乗客に対して"Beef or chicken?"とか"Tea or coffee?"とぶっきらぼうな対応ぶり。せめて、"Would you?"とか"Please"とか付けて聞いて欲しいものでした。今回は、若いスチュワーデスが目立ちましたが、乗客への接客態度は、相変わらず。昔と違って、今では乗客の殆どが日本人でしたから、余り複雑な文章で聞くと、却って分かって貰えないからとの配慮なのかも知れません。その証拠に、ちゃんと日本語で「おちゃ、こうちゃ、こーひー(コフィーではないことに注意)?」と聞いて回っていました。2121

 観光も、ほとんどバスで出かけました。一度は、アウトレットへ行く途中に寄った真珠湾のアリゾナ記念館。三十数年前に訪れた際には、娘が3歳半だったため、沖合いにある記念館への渡し舟に乗せて貰えず、家内は、娘と後に残ったため見学できませんでした。当時は、船着場だけだったのが、展示場や映像ホールなどが整備され、全く見違えるほど。国立記念公園となっているようで、ボランティアが大勢の観光客を整理・案内している様子に、ボランティア精神豊かなアメリカを感じましたDh

  もう一度は、ダイヤモンド・ヘッド頂上までのハイキング。大した高さではないのですが、途中真っ暗闇のトンネルの中や狭い030螺旋階段を登らされたりと結構大変です。しかし、登り終われば眼下に素晴らしい眺望が広がり、苦労が報われます。ここでも登山口にボランティアが控えていて、無料でハイカーに懐中電灯を貸し出したり、冷たい飲み物を提供。そして、Lrg_10207817登頂証明書まで発行していたのは、アメリカ人らしいユーモアでしょう 。

 我々が参加した唯一のオプショナル・ツアーは、米国人の友人の強い勧めで行ったポリネシア文化センター 。トンガやサモアなど7つの島の住居が村内に再現され、火起こし、椰子の木登り、ドラム・ショウなど、観客も参加してのユーモア溢れるショウが行われ、その合間にフラダンスの講習もあります。日本人グループには、ちゃんと日本語の出来るガイド163703 (隣接の大学のアルバイト学生)が冗談たっぷりの案内をしてくれます。

 レストランでの実にアメリカ的な夕食の後に、いよいよ呼び物であるポリネシア民族のダンス・ショウが始まります。見応えのある民族音楽や踊りの連続で、圧倒されます。また、火を使ったショウは、実に見事。噂に違わず圧巻でした。

 レストラン入り口の接客係が胸に付けていた名札で分かったのですが、167482ここと隣接の大学の運営は、モルモン教団によっています。そう言えば、屋外の指定場所以外は、禁煙でしたし、アルコール類は一切、売っていませんでした。刺激物であるコーヒーもカフェイン抜きのものしか有りませんでした。ただ、しっかりコーラを扱っていたのが未だに理解し難いところです。

甲斐 晶(エッセイスト)

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